以前勉強会で、婦人科系の臨床が非常に多い先生が「生理痛は無いのが正常です」と言っていました。

実際に色々調べてみると、女性の2割くらいは生理痛がないそうです。

生理痛とは、妊娠するために子宮内膜が栄養を蓄え肥厚したものが剥がれ落ちるときに起きる痛みを言うのですが、ホルモンの分泌や血液の循環などが悪かったり、子宮の収縮運動がうまく出来ないとスルりと子宮内膜がはがれず、痛みや経血がドロッとしたものになるそうです。

生理痛のある女性の約25%に子宮内膜症や子宮筋腫などの病気を認められると言われています。

ホルモンや循環、内臓の収縮運動を行っているのは脳と自律神経です。

自律神経のほとんどは背骨や骨盤の中に入っている脊髄から分岐していますので、骨格の歪みは、生理痛と非常に深いつながりがあります。

特に骨盤と腰の骨は子宮に神経が繋がっている場所なので、骨盤の歪みや反り腰などの姿勢の悪さの改善は、婦人科系の症状改善にも繋がると言えます。

薬を飲むのが当たり前。痛みがあるのが普通ではないことを知っていただきたいです。

身体から出ているSOSが痛みです。放っておいていいはずがありません。

医療機関に行っても中々改善がみられない方は、ぜひ1度ご相談ください。

クリニカルカイロプラクティック美の里
スタッフ 千野